マグロ特別警報って何?と耳を疑うような内容に漁業関係者らが水産庁の対応に疑問を抱いている。マグロ特別警報とは、水産資源を守ろうとマグロの漁獲量を制限するために決められた警報の1つになる。
マグロ警報は漁獲量に応じていくつかのカテゴリで分類されることとなった。
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マグロ特別警報って何?
水産庁の発表によると太平洋クロマグロの乱獲を防ぐために水揚げが決められた上限に近づくと注意報や警報等を発令するとのことだ。
2015年クロマグロの漁獲量は4007トン
漁獲量の上限は2015年より年間4007トンとして日本沿岸を6つに分けてエリアごとの漁獲量が決められる。
各エリアの水揚げ上限に近づくとその割合によって段階的にマグロ警報が発令される。
- 95% 操業自粛要請
- 90% 特別警報
- 80% 警報
- 70% 注意報
そもそもこの4007トンと言う量はどの程度なのかと言うと2002年〜2004年平均の(日本沿岸太平洋マグロ:30キロ未満)約半分程度になる。
クロマグロ注意報や警報発令で高騰!?
漁獲量により段階的に発令される警報はクロマグロの値上げに影響が有るのではないかと懸念されています。
また漁獲量もかなり減らされることによって食卓からクロマグロが消える?こともあるかもしれません。
2016年には太平洋クロマグロは絶滅危惧種に指定される恐れも出ている為やむを得ないと言うのが現状のようです。
高騰!マグロが消える?
マグロはクロマグロだけでは有りませんがインドマグロなどにもクロマグロが穫れないとなるとその影響が出てくるのかもしれません。
価格の高騰は出来るだけ抑えてほしい所では有りますが、、、
食卓からマグロが消えてなくなる?なんて事が無いことを願い今後も注目していきたい話題となりそうです。