デング熱の症状!やその感染ルートを知る事で子供への予防対策を講じるのは親の務めでもあります。蚊を媒体として感染するデング熱!もしかしたらと思ったら子供の症状をいち早く見極め適切な処置が重要となります。
デング熱の症状!
デング熱は人から人への感染はありませんが近くでデング熱に感染した人が現れた場合は注意が必要です。
蚊を媒体としてデング熱は広まって行きますが菌を持つ蚊の行動範囲は意外と狭く生まれたところからせいぜい10〜30m程度と言われています。
デング熱!子供の予防対策
蚊の行動範囲が狭いのに広がるのは何故かと言うとデング熱を持つ蚊に刺された人が移動してまた別の蚊に刺された場合、その蚊がデング熱を持つ蚊になって更に広まるからです。
デング熱予防対策1
結論から言うと蚊に刺されさえしなければ感染する事はないと言うことになります。(臓器移植手術などの例外は有るようですが、、)
まず近くに蚊の発生しやすい所がないかを探してみます。
- 植木鉢の底にある水受けの皿に水がたまっていないか?
- 外に設置されているエアコンの近くに水たまりができていないか?
蚊の幼虫であるぼうふらが発生するのは小さな水たまりがあるからです。
ここを重点的に注意するだけでも効果がでます。
ぼうふら対策として!
逆に言うと水たまりに蚊の幼虫ぼうふらが発生しやすいと言うことは、、
少し大きめのバケツを用意して水を張りパンクズ等を細かくしていれて日の当たる場所に置いておけば集中的にその場所に蚊の幼虫ぼうふらが発生します。
なので蚊に成長するまで2週間以内にそのバケツに殺虫剤をいれれば蚊をまとめて撃退出来ます。(忘れると大量に蚊が発生するので注意が必要ですが、、)
デング熱予防対策2
やはり水たまりの出来やすい所には近づかないことが大切ですがなかなか難しいと思いますので虫除けスプレーを子供などには持たせるようにする事をおススメします。
また蚊の嫌いなハーブなど家の中に置いておくと効果があります。
デング熱症状!潜伏期間〜早期治療
デング熱の症状は突然の高熱や頭痛、目の奥の痛み、背中の痛み、筋肉の痛みなどがあげられます。
特に背中に痛みを感じる人が多いようなので熱がでた時に背中に痛みがでたら疑ってみることが大切です。
潜伏期間は2日〜14日程度と言われていますので蚊に刺された後二週間以上過ぎればデング熱の可能性は極めて少なくなるので逆算して注意するよう刺された日を覚えておくといいでしょう。
デング熱は症状が悪化して進むと「デング出血熱」となり循環器などに出血が起きて臓器障害などを引き起こすケースもあります。
デング熱のワクチンは今の所ありませんのでもし重度のデング出血熱に発展した場合でも集中治療を行えば死亡率として1%以下となりますので大事に至るケースは稀です。
しかし乳幼児では6ヶ月〜12ヶ月のお母さんからの免疫力が消えるころに感染すると重症化しやすいと言う事例が実際にデング熱を診断したと言う医師の報告で上がってきています。
また糖尿病などの疾患を持つ方は注意が必要で注意を呼びかけています。
とにかく重要な事は悪化する前に医師に相談して詳しく調べてもらう事です。
外出時は極力長袖を着用し虫除けスプレー等を携帯するようにする事が大切で。9月以降でも海外渡航者がデング熱を運んでくる事も十分考えられるので油断しないよう心がけておきましょう。
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