エボラ出血熱はスペインでも感染者が現れ深刻な事態となっているがスペインの看護士でエボラ出血熱の看護に当たっていたテレサ・ロメロ(Teresa Romero)さんが感染後「アビガン」薬投与し回復に向かっていると言う。
このファビピラビル通称「アビガン」は未認証薬だが他のエボラ出血熱患者らにも効果が現れている。
エボラ出血熱!スペインでも拡大か?
テレサ・ロメロ(Teresa Romero)さんの感染が確認され一時危険な状態になったそうだが未認証薬のファビピラビル通称「アビガン」を投与した所、薬が効いたのか回復していると言う情報だ。
ファビピラビル通称「アビガン」とは?
現在エボラ出血熱の有効なワクチンが無いと言う状況でスペインで効果を現しているのは未認証薬となるファビピラビル通称「アビガン」だがこの薬の開発元は富士フイルムホールディングの子会社だそうだ。
未認証薬と言う薬そのものの安全が確認されていない中での使用は人体にどのような影響が出るのかわからない状況ではあるが効果があるなら使わざるを得ないと言うことのようだ。
条件付きでWHOは未認証薬「アビガン」等の投与を認めているがスペインでは投与が出来たとしても日本で同じ状況になった場合も投与出来るかどうかはわからないそうだ。
このように使用に当たっては各国の対応により違いが出ると言うのが実情のようです。また回復したとしても何らかの副作用や後遺症が出る可能性も残しています。
急がれるエボラ出血熱のワクチン開発に未認証薬「アビガン」は有効な薬となるかもしれませんね。
これから広がりを見せるエボラ出血熱を封じ込める手だては今だ確立していない。
しかし有効なワクチンが出来る事が期待されている所での今回の知らせは明るい材料となりそうです。
今後にも注目です。
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